八方除け「寒川神社」にお参りしてきました。
なぜ寒川神社 ? と思われるかもしれませんが、ここのところ、どうも幸運が素通りしているようで、日々悶々とすることがあり特に信心深いわけではないのですが、気分を変えようと思い、厄除け日本一の「寒川神社」にお詣りしようと思い立ちました。
寒川神社は、芸能人やスポーツ選手など、現代の著名人にも人気のある神社です。
売れない有名人が寒川神社にお参りして、開運したということを聞き、その御利益にあずかろうというわけです。
パワースポットとしての雰囲気が漂う寒川神社の境内は広く、約1万5000坪あり、本殿や摂社・末社、神苑などがあり、豊かな自然と歴史を感じることができます。
また、寒川神社には、厄除け祈願の際に参拝する「八方除参道」や、厄除けやご利益を授かる「厄除けねぶた」など、パワースポットとしての雰囲気を漂わせてます。
令和6年の迎春ねぶたは、「甲辰~八大龍王~」です。
令和6年2月26日(月)まで見学できるので、是非再度参拝に行こうと思います。
この神門の提灯の上に大きなねぶたが奉納され、元日の午前0時に大太鼓の合図で、神門に設置された「迎春神話ねぶた」が点灯されます。
➡過去の寒川神社新年ねぶた点灯式風景 (出典:寒河神社 You tube)
このようなことからも、毎年初詣には、かなり多くの人出で込み合うということなので、その前にゆっくりお参りしたいと思いました。
寒川神社は毎年、初詣の参拝者数が40万人を超える人気スポットで、神奈川県の参拝者数ランキングでは2位に入るほどの人気を誇る神社です。
初詣には臨時バスが出たり、神社の駐車場が規制されたりするので、アクセスなどおり交ぜてお知らせします。
ではどのような魅力があるのでしょう!
寒川神社の魅力と神徳
寒川神社は、全国唯一の八方除の守護神である、寒川比古命と寒川比女命を祀る神社です。
八方除とは、地相・家相・方位・日柄などに由来するすべての災難を取り除き、家業繁栄・福徳円満をもたらす神徳です。
寒川神社が八方除の神社として信仰されるようになった理由は、その場所と向きが関係しています。
寒川神社は、東京(江戸)から見て南西に位置しています。
これは、現在の皇居から見て裏鬼門にあたる場所です。通常の社殿は南向きか東向きに建てられるそうですが、寒川神社は、南西を向いています。
江戸時代、江戸幕府は寒川神社を江戸の鬼門鎮護の神社として崇敬したのは、寒川神社は鬼門を封じるための重要な役割を担っていたということです
また、寒川神社の社殿は、通常の神社とは異なり、鬼門を向くように建てられています。これは、鬼門の方向から邪気を跳ね返すためとされています。
したがって、寒川神社は江戸から見て南西に位置し、裏鬼門に建てられたと言えます。
寒川神社は、現在も江戸の鬼門鎮護の神社として、多くの人々から信仰されているということですね。
寒川神社は、古くから多くの武将や著名人に崇敬されてきた
源頼朝や武田信玄、徳川家康など、歴史上の著名な武将たちが、寒川神社に参拝し、戦勝祈願や厄除けをしてきたと伝えられています。
というところが、寒川神社にお参りしようと思い立ったわけですが、さすがにその広大な威風堂々とした佇まいに納得でした。
寒川神社へのアクセスと2024初詣の混雑状況と交通規制や渋滞について
寒川神社へのアクセス方法は以下の通りです
電車でのアクセス:JR相模線の「宮山」駅が最寄りで、駅からは徒歩約5分。
車でのアクセス:圏央道の寒川北インターから出て右折し、中里交差点から2〜3分です
ですが、初詣期間は大変な混雑ですので、混雑状況や混雑を回避できる時間帯についてお知らせします。
寒川神社周辺道路の規制と臨時バス運行
令和5年12月31日午後10時から令和6年1月3日午後5時までの間、寒川神社周辺の道路において交通規制が実施されます
次のことに気を付けてください。。
★公共交通機関をご利用ください。
★規制区域内での自転車通行はできません。
車両通行止めの区域や一方通行の道路もあるので、チェックしておくのをおすすめします。
お問い合わせ:町民安全課防犯・交通安全担当
住所:253-0196
神奈川県高座郡寒川町宮山165番地
電話:0467-74-1111(内線:461、462)
ファクス:0467-74-9141
>>メールでのお問い合わせはこちらから<<
初詣の公共交通機関について
大晦日の公共交通機関の終夜運行は、全交通機関ともに実施しません。
路 線:JR相模線、JR東海道線、相鉄線、小田急線
期 間:12月30日から1月3日までは休日ダイヤにて運行
臨時運行バスについて
路 線:相鉄バス 寒川神社~海老名駅 乗降場所は寒川神社参集殿前
運行に関するお問い合せは:0467-78-5681 相鉄バス㈱綾瀬営業所まで
期 間:1月1日から3日まで運行
参拝時間と混雑時間帯
元旦の 午前0時から、3日の日没まで参拝可能
最も参拝客の多い時間帯 : 元旦の 0時から2時30分頃まで
元旦は八方除祭・元旦祈祷祭が行われますから、より混雑が予想されます。
19時以降比較的お参りしやすい時間です。
4日以降:午前6時~日没まで
夕方以降18時頃までに参拝すれば少し混雑が緩和されます。
4日以降にゆっくり参拝してから、屋台のグルメを回るのも楽しみですね。
駐車場について
年末年始の初詣期間中は寒川神社周辺の道路が一般車両進入禁止となり、臨時駐車場も含めて寒川神社の駐車場は利用できません。
★寒川神社の第2、第3、第4各駐車場については、1月4日より駐車可能です
★寒川神社の第1駐車場については、1月6日の午前9時(予定)より駐車可能です
寒川町臨時駐車場開設
寒川神社初詣参拝用に、寒川総合体育館(シンコースポーツ寒川アリーナ)(神奈川県高座郡寒川町宮山275)に臨時駐車場が開設されますので、こちらをご利用ください。
おわりに
寒川神社は、相模国一之宮と称され、全国唯一の八方除の守護神として約千六百年の歴史を持つ神社です。
神奈川県高座郡寒川町に鎮座して、古くは朝廷をはじめ、源頼朝、武田信玄、徳川家代々、さらには民間と幅広い信仰を受けてきました。
寒川神社は、地相、家相、方位、日柄、交通、厄年等に由来するすべても災禍を取り除き、福徳開運をもたらす御霊験あらたかな神様として信仰されています。
また、初詣の参拝者数は神奈川県内の神社では鎌倉市の鶴岡八幡宮に次いで2番目に多いことでも知られています。
決してきらびやかではなく、荘厳な中に畏敬の念を持たざるを得ない雰囲気を感じました。
特に御利益があるといわれている「ご祈祷」は今回はできなかったので、年明けか、節分にでも再度お参りして、御朱印(新年は特別御朱印)、ご祈祷もお願いしようと思っています。
神社、仏閣に出かけてみると、そのあとの日常が何となくすがすがしく、明日への希望が湧いてくるから不思議です。
寒川神社では12月31日大晦日に毎年「師走大祓式並大祓祈願祭並びに除夜祭」が行われます。
この神事では、半年間の罪や穢れを人形に託し、身を祓い清め、次の半年の平穏を祈念します。
この行事は各神社でも行われていて、大祓は年に6月と12月に2回行われています。
私は6月の茅の輪くぐりを「鶴岡八幡宮」で行いました。
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