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欧米の時間外の「つながらない権利」「完全ログオフ」は日本で機能する?

完全ログオフー時間外の連絡

皆さんはお休みの日とか、勤務時間外に

会社から電話やメールを受け取ったとき、

「ログオフ」出来ますか?

政府もすでに検討に入っているようですが、

う~ん、日本では相当反発がありそうですよね。

たとえそういう取り組みが制度化されたとしても、

今の日本の労働環境では、機能するのは難しい

かもしれません。

フランスの「つながらない権利」

2016年にフランスでは労働法を改正して

勤務時間外や休日に、仕事のメールや電話

などへの対応を「拒否出来る権利」つまり

「つながらない権利」を労働者に与える

新法が、今年1月に施行されました。

欧米ではすでにこんな「働き方改革」が

定着しつつあるんですね。

アメリカ・ニューヨークでは、休日メールの

返信を強要した企業に対して最大500ドルの

罰金を科すという条例案が審議されているとか。

             (出典:BUROGOSU)

日本のログオフは?

日本の場合は企業が猛反対しそうですが・・。

何しろお客様は神様ですからね。

おもてなしのためなら、社員の拒否など

もっての外なんではではないでしょうか?

これを日本流に取り入れるには、相当

議論を尽くさないと、お客様軽視と

取られかねないかもしれません。

週休2日制が施工された時も、

行政がまず土日を休みにした際

特に問題が起きたわけでは無いのですが

庶民は相当不便感を覚えたと思います。

しかし、制度が定着するとそれが

当たり前になって、特定の窓口以外が

閉まっていても文句を言う人も無くなって

きました。

要は習慣化してしまえば、人間はそれに

慣れていくということです。

しかし・・・

サービス業の場合

公務員や大手の事業所は、一斉にログオフ

しても問題はないのかもしれませんが、

例えばサービス業の場合、年中無休状態です。

これは知人の例ですが、ウエディングプランナー

の話だと、新郎新婦の都合で来館したり、

こまごまとした打ち合わせをしなければならない

ので、休日だろうが夜中だろうが、連絡が来れば

駆けつけたり自宅に訪問しなければなりません。

他の人が代理出来るというわけではなく、

その担当でなければ、お客様も話しづらい

という事もがあります。

こうなると自分の成績にもかかわること

なので、完全ログオフどころか、進んで

対応するのではないでしょうか?

まとめ

すべての事業所でこれを取り入れるとなると、

相当の覚悟と実現方法の検討がなされなければ、

本来の「働き方改革」がいかされるのは

難しいかも知れません。

世界に誇る日本流の「おもてなし」精神は、

これからも脈々と受け継がれるべき心では

ありますが、従業員側に立った

「つながらない権利」の取得をいかに

していくべきか、国民全体への啓もうが

求められる悩ましい問題です。

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