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高齢化社会で悩んでいるのは高齢者自身!自立を一緒に考えませんか?

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元気でやる気のある高齢者の悩みとは?

 

ある高齢女性の悩み

 

高齢者は自分が高齢であるから支えてもらうのが
当たり前と思っている人は、案外少ないと思います。

しかし、どんなに自分は一生懸命、体力の維持と
脳とメンタルヘルスに日常努力して、若々しさを
維持しようと励んでも、年令ですべて判断される
世の中です。

 

見た目は65才くらいと思っても、実年齢を聞くと、
若いですねとは言うが「なんだ年よりか」と
思われてしまう。

 

政府は社会保障費削減の観点から、高齢者も働き続ける
社会と声高に叫んでも、雇う側が年令で制限して
シャットアウトしてしまいます。

 

現在は独立行政法人「高齢、障害、求職者支援機構」で、
「高年齢者雇用アドバイザー」とか、
「生涯現役をめざす職場づくり研究」とか、
「高年齢者雇用支援月間」「高年齢者雇用開発コンテスト」
などなど、多くの名目を作って活動しているようですが、
実際に高齢者が就活しても、70歳以上になると
全く名目倒れになっています。

 

今の日本では65才位までしか、働く能力はないと
判断されているようです。

しかし実際に健康で既往症なし、認知症にかかるリスク
無しのA判定、見た目も年寄りくささ無し、
人とのコミュニケーション能力あり。

でも年令を聞くと、面接までいかずにパートさえ
お断りされるのが現状です。

 

ではなぜこの人は高齢でも働きたいのか?

 

単なるお小遣い稼ぎではなく、生きて行く糧なのです。
そして、福祉に頼るのではなく、何とか自立したい
からなのです。

 

 

 

高齢者支援では、寝たきり、認知症に関係する支援は
様々あるのですが、元気で働く意欲がある高齢者の
ための対策として、高齢者雇用促進と叫ぶだけでは
解決しません。

 

事業者の意識改革が必要なのではないでしょうか?

 

最近は年齢不問としなければ、募集広告も打てないように
なっていますが、実際は65歳定年雇止めが多いようです。

近年の高齢者は、ストレッチを日課にしたり、
ウォーキングをしたり、水泳に励んだりと
健康寿命を延ばそうとする意欲は、
並々ならぬものがあります。

またパソコンワークもそれなりに出来るでしょう。

どうもTVなどで見ると、高齢者はスマホの扱いも
できない、新しいことにはしり込みするといった
間違ったイメージを植え付けているようです。

それは高齢者をひとくくりにした偏見です。

どんなことにも挑戦する人かどうかは、
若者だからや高齢者だからではなく、
その人個人の考え方です。

高齢でも働きなさいという政策と、働きたいという
高齢者の思いは一致しているわけですが、
働かせないないという世間の思惑が
全く相反する方向にあります。

 

働きたい高齢者

 

それはとりもなおさず、家族に迷惑をかけないよう、
社会保障制度の崩壊など、さまざまに言われている
ことに対する自立を意味します。

総人口の1%のお金持ち以外は、自分は中産階級だと
思っていても、高齢になった場合3、500万円から、
5、000万円の貯蓄がないと老後は破たんすると
いわれている現代です。

普通のサラリーマンが普通に出来る金額でしょうか?

こうなると、死ぬまで働かなければ生きていけない
はずです。 しかし現実はどうでしょうか?
高齢者を受け入れてくれる企業がどれだけある
でしょうか?

人生思うように順風満帆に生きていける人はともかく、
どこでどんな風が吹いて、思いもよらない状況に
さらされないとも限りません。

そんな時一番必要なのは経済の安定です。
これは国ばかりではなく、一般家庭にも言えます。
どんな生活をするにしても、どんな生き方をする
にしても、経済力がものをいうことは、
周知の通りです。

中年以降に人生の落とし穴にはまってしまった場合、
中々再生することはむつかしくなってきます。

そこで就活となるわけですが、これが難しい。
人手不足、人材不足と言われ続けていますが、
若い人の出入りの激しさには、
雇う側も悲鳴を上げています。

こういう時こそ、様々な経験を積んだ高齢者が
即戦力として必要になるのではないでしょうか?

と思っても雇う側は、若い人がお望みです。
確かに使いやすいと思うでしょうが、
出入りは激しい。使う方も彼らに気を使いながら、
一から教えて、働いていただく状態。

 

どこかおかしいですよね!

 

そんな時に役立つのが高齢者ではないでしょか?
生活が懸かっているので、一生懸命働きます。

もっとも男性の場合、退職の際役職付きだった方は、
若造に命令されるのは、ちょっとプライドが許さないと、
感じる場合もありますが。

そこは生活のためと、割り切って働けるのも高齢者です。
高齢者にも働き口を与えることにより、税収も増えます。

2025年には3人に1人が65歳以上で若者の負担は増える
といわれているわけですから、当然国は成り立ちません。

でしたらもっと高齢者に門戸を開くよう、企業努力が必要に
なってくるのは当然ではないでしょうか?

皆さんはどう思われますか?

 

 

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