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北海道東川町は大雪山系の恩恵をフルにいただく写真甲子園の創意工夫の町

最近TVで放送された、東川町って何処にあるか
ご存知ですか?

北海道の中央に位置する東川町は、旭川空港から車で20分、旭川市街からも30分ほど

で行ける大きな原生林に囲まれた、大雪山系旭岳を望む広大なカントリータウンです。

「写真の町」全国の高校生が写真を出品する「写真甲子園」

「写真の町」全国の高校生が写真を出品する「写真甲子園」の舞台で知られていますが

「クラフトの町」などとも呼ばれ陶芸家や芸術家などが移り住んでいるユニークな町で

もあります。

📹 写真甲子園はここから📹

特に木工の町旭川にほど近く、しゃれた木工ギャラリーやカフェの、街並みに統一感の

あるファッショナブルな看板も目を引きます。

これも、地元の職人さんの手作りだとか。

この看板ですが、素敵ですね

といっても、あまり全国区な町ではありません。

カムイミンタラ大雪山の山々に囲まれた、自然あふれる町ですが、単なる過疎的な

田舎町ではありません。

日本の半数近くの市町村が人口減少で悩んでいる中で、20年間で約2割も人口が

増えている町が、この東川町です。

東川町がなぜそんなに人気なんでしょうか?

大雪山の恵みを受けるこの東川は、自然環境に恵まれた町ですが、

この町には、国道も鉄道も上水道もない町です。

旭岳からの雪融け水が豊富に流れ出すため、この時代には珍しくすべての町民が

地下水で生活しているという、まったく自然の恩恵を直に受ける、ここだけ無料の

天然水を使える町なのです。

地下水って本当においしいんですよ。(電動でくみ上げている)

水道と違って冬は暖かく、夏は澄みきった冷たい水が無料で使えるなんて

羨ましい!

若者の東川町への移住が盛ん

多くの若い移住者がこの町にやってきています。

豊かな自然が子供をのびのびと育てられる、良い環境にあることです。

就学前教育を充実させるため、幼保一元化施設

「ももんがの家」を開園すると、2014年にはその隣の敷地に、約38億円もの

予算をかけて東川小学校を新築。

サッカー場や野球場、体験農園、果樹園など子供たちが成長するのに必要な設備を

しっかり整えたのです。

何と素晴らしい!

これは過疎地域の御多分に漏れず人口減少に歯止めがかからない状況に、

2003年松岡市郎町長が就任した直後から

「東川町が単独で生き残り、人口確保」という課題を解決するには、

従来の行政を打ち破る意識改革を行うしかない」との考え方から

始まった一大プロジェクトの幕開けでした。

松岡町長は、まず行政が考えがちな「前例がないから出来ない」

「これだから出来ない」「予算がないからできない」をすべて排除し、

自由な発想で自由に行動するを推奨して、「できない理由を考えないプロジェクト」

誕生させたすごいリーダーでした。

こうなると職員も全力で考え、行動しますよ。

そこで「上水道がないことをプラスにとらえ、

「おいしい水、うまい空気、豊かな大地』の3本柱でまちをPRすること」

実現しました。

それだけではありません。

それと並行して、ユニークな制度も注目です。

東川風住宅の建築で補助金がもらえる制度

東川町への投資(寄付)によって株主となり、まちづくりに参加する

「ひがしかわ株主制度」

複写式の婚姻届けによって一枚を手元に残せる「新・婚姻届」

この町で生まれた赤ちゃんに手づくりの椅子を贈る「君の椅子」

などいずれも職員と住民が一緒に考えて実行しているものです。

東川町への外国人の積極的な受け入れ

もう一つ忘れていけないのが、日本語学校です。

近隣の韓国などからの短期留学生が増えてきたことから、東川町に

一定期間生活してもらい、日本語と日本文化の習得に利用してもらおうと、

2015年には、全国初となる町立日本語学校が設立されました。

ここでは、町の奨学金制度や寮費の補助がありスタッフである国際交流員が

留学生の相談に乗るなど手厚く留学生をケアする独自の制度を整え

ているので、TVではとても生き生きと勉強する留学生たちが見られました。

せっかく学びに来た学生であったはずの留学生が、行方不明になっていたりする

現状を見ると、この東川町の対応と、思いには頭が下がります。

これこそ地方創生と地域活性化の見本のようなものですね。

指導者や地域の長によって、そこで抱える問題を消化し良い方向へ変えていける

ということです。

これからますます、若者や移住者がここを目指して集まってくるかもしれません。

でも、関東や以西の人には冬の寒さと雪にはかなり驚かされるのでは❓

それを逆手にうんと楽しめるのが、雪の中の東川という寒い冬なんですが。

東川町のおすすめスポットはここ!

キトウシ文化ギャラリー
高文連・日韓中 高校生フォトコンテストなど写真展

キトウシ森林公園 

広大な風景の中で宿泊やキャンプができます。

旭岳温泉・天人峡温泉

大雪山国立公園の中にあり糖尿病や動脈硬化症への効能
天然温泉かけ流しの秘湯です。

開拓記念羽衣公園

東川町市街地中心部にある公園日本庭園風公園

アートギャラリー

シンプルな木工品や陶器で、ほっとするひと時を

グルメと物産展

自然水でできるグルメは、すっきりした透明な味というところかな ?

道の駅「道草館」

お土産は道の駅で朝どれの新鮮な野菜や北海道おいしい牛乳で作られた

ソフトクリーム「きらり」を味わってみましょう。

澄んだ空気と温かい人々、充実した住環境の東川は今も人々を

引き付けてやみません。

ゼロカーボンシティ宣言の東川町

カーボンニュートラル、SDG’sなど叫ばれていますが、その道のりは必ずしも

平坦なものではありません。

そんな中さすが東川町と思われる宣言がなされました。

東川町は2050年までに二酸化炭素排出量の実質ゼロを目指すゼロカーボンシティとして
【ゼロカーボンに取り組む適疎な町宣言】を表明。

東川町なら、きっと達成できるんじゃないですか?

住民の考えが、自然を愛す人々で構成されているわけですから。

おわりに

北の町東川町は、様々な工夫とアイディアで若者をひきつけて移住してもらい、

その子供たちを大雪山の澄み切った空気と水と充実した教育ですくすくと育てる。

この問題の多い現代においては、ユートピアか?と思わせる頑張りが伺えます。

うらやましい限りです。

今後は自然の景観ばかりではない、住みやすい東川を発展させていくであろう

意気込みが感じられる東川町です。

🌳東川エリアにある観光スポット🌳

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<出典・参考>

ひがしかわ観光協会
内閣府経済社会総合研究所
東川フォトフェスタ&サイバーギャラリー

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